パンダコパンダ

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あ…ありのまま今起こったことを話すぜ!


『テレビを見ていたと思ったら、いつのまにかトトロなパンダだった』


な、何を言ってるのかわからねーとは思うが
おれもなにをされたのかわからなかった…
頭がどうにかなりそうだった…
催眠術だとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねぇ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…


というわけで(?)、パンダコパンダがやってました。
宮崎アニメの最初期として一部には有名……なのかわかりませんが。とりあえず初めて見ました。
話としては、「しばらく一人で暮らすことになった女の子のところにパンダの親子がやってきていっしょに住み、なんだかんだ騒動を乗り越えていく」ってな感じ?
おもしろいとかどうとか以前に、いろいろと歴史を感じてしまう……。
例えばパンダ。どう見ても、トトロにつながる描かれ方がされている。あのぱっと見怪しい笑みを浮かべて、ふかふかの体には大の字でしがみつける仕様。
他にも以後の宮崎アニメの原風景が随所にありました。
ヒロインは目玉焼きを焼いていたり。
おまわりさんの声がルパン(初代)だったり。
トラの檻に迷い込んだコパンダのことをトラがくわえて持ってきたり(魔女宅の、ジジが猫のぬいぐるみの身代わりをする)。
大雨で家の周りが水没するのはポニョだし。
機関車に炭を入れまくるのはハウル
水面を裂いて走る列車は千と千尋
まあ、こじつけっぽく見ちゃってる部分はあるけど、でも大筋ではやっぱり一致してるんじゃないかなー、と。


となれば、逆に今後の宮崎アニメでどんなシーンが出てくるかも、逆に予測できるかもしれない。
屋根の上で食事をしたり。
暴走機関車がビルに衝突するのを素手で止めたり。
ヒロインが十分に一回、逆立ちしてぱんつまる出しでY字バランスしたり……


今後も宮崎アニメには期待大ですね。