京大ツアー

白翁さんとまっきーと会ってきました。
なんか面倒くさかったので普通の格好で行ったら、「本当に京路さんですか?」とか言われたり。夜に合氣の稽古があるからコンタクト装備で行ったから、というのもあるかも。着物でもメガネでもなけりゃ、たしかに違うかなぁ。
で、京大でうろちょろ。
一歩進むごとに少しずつ頭がよくなっていく気がしました。さすが天下の京大。まっきーにその発見を報告したら「気のせいやろ」と切り捨てられたけど。そう言われたら気のせいな気がしてきました。


適当に歩いて、食事に。京大の生協の学食で食べてきました。が、二時間前にご飯を食べたばかりだったので、あんまり食欲も起こらず。カレーとバナナだけでしたよ。でもそれで300円ちょっと。安かったですね。普通にまた行きたいです。


そのあと、SF研のボックスに向かうことに。
白翁さんの後ろをついていくのだけど、なんだか妙なところを進んでいく。草が生い茂って、板の破片やら砕けた瓦やらが散乱した、建物と壁の隙間。体を斜めにしないと進めないくらい狭い。近道か何かだろうか、と思ってあとをついていったら、建物側の壁にドアが出現。
そこがSF研のボックスらしい。
えぇ!?
なんでこんな隠し部屋的な位置に!?
ドアも実はちゃんと閉まってないし。立て付けが悪いというか、ドア自体がもうボロボロ。
驚きつつ中に入ったら……もっと驚いた。
浮き出た染み隠すようにポスターの張られた天井。こないだ京都でやってた大伴昌司の怪獣展、エヴァ、セピア色になった(たぶん)全盛期の松田聖子……。
あちこちの棚にSFが見え隠れ。なぜか電撃hpが4号だけあったし。いろんなジャンルのマンガも並ぶ横にスーファミの箱があったり。
床には勧誘のチラシや柿や栗のイミテーションが落ちてたり。
テーブルの上には77年〜79年のミーティングノートらしきものが無造作に置いてあったり。
いろんな年代の、ありとあらゆる雑多なものを詰め込んだ感じ。
すげえ。
秘密基地みたい。
俺が知っているボックス(というか部室)というのは、自分の大学のものだけだから、この雑多感は驚きましたね。まあうちの大学のほうのも雑多といえば雑多なんだけど、カオス度合いが段違い。ちょっと前に見た『サマー・タイムマシンブルース』のSF研の部室も、かなり雑多な感じがしていた。もしかしたら、探せば京大のSF研のところにもタイムマシンが出てきたかもしれない。扉の錆びたロッカー辺りが怪しかった。
そこで俺の作品のことを少し話したり、俺の方向性を少し検討したり。
とりあえず、俺は今より自分に自信をもっていいらしいですよ。まあ、いろんな人に言われていることなんですが……別に(有)の意見だけがすべてではないって。
うーむ。


まあ、とりあえず今よりも自分を信じてみることにします。
俺の話はおもしろい!


あ。京大ミステリ研も案内してもらえばよかった。