{作品感想}いまさらヘブンスフィール

フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] (通常版)

フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] (通常版)

先日、ラストまでプレイ完了しましたですわよ。


賛否両論なヘブンズフィールですが、なんだろ。
例えば、うちの子が外でこんな話を聞いてきたようですよ。
とある大学生二人の話。


A「黒桜はないよなー」
B「いや、桜が黒くなったのは理由があるんだし、しかたないんだよ!」


まあ、三週目の賛否両論の原因はこのヒロイン像にあるようです。
いろいろあってダークサイドに落ちてしまい、あれやこれややらかすヒロイン。それを許容できるかできないかが、話の評価につながってくるひとつの要因にもなるようです。
でもさ。
黒いからこそ、よくね?
なんかダークサイドに落ちてから、桜が魅力的に見えてしかたなかったよ。
あらゆるコンプレックスを開き直って、暴虐のかぎりを尽くそうとするヒロイン。いや、生き生きしてましたよ。やっぱり素直な子がいちばんですね。開き直って黒い力を振り回しても、言峰には逃げられるし、凛には圧倒されるしで、案外強くもなかったしね。


あと注目したいのは、声。
PS2版なので声がついてるわけですが、総じてうまい。特に男性陣。言峰の低音とか臓硯の哄笑とか、たまらん。あとは慎二の「ひぃぃぃっ」が大好きだ。
そして技術というか。
どうして異国語の発音をちゃんとできるんでしょうか。
声優さんもその辺トレーニングしてるんでしょうか。『無限の剣製』の詠唱とかめちゃくちゃかっこいい。凛のドイツ語での詠唱も雰囲気でてるし。
ただ、イリヤがドイツ語で歌う場面があったけど……声つてない。
なんだろ。
勉強不足……?