合気道から考える

毎回、稽古をするたびに何かしらの発見がある。
例えば小手返しの転換後の崩しは、相手の突進の勢いをそのまま下方に受け流し自分の体重をも相手の軸に乗っけてやれば崩れる、とか。内回り式の四方投げは、とにかく接点を切らないことを第一として、これもやはり相手の力を生かしたまま、下方に誘導して崩す、とか。後ろ受け身は軸足も外して完全に重力に任せたほうが楽な場合もあるとか。吹っ飛ばされるの楽しい、とか。
そして、そういうことは、忘れることはない。
頭では忘れても、体は確実に覚えている。
世の中には頭で覚える人と体で覚える人がいると思うのだけど、俺は後者なのかもしれない。(いや、暗記の基本も書きまくって覚えるとか、なんかで聞いたことある気がするから、結局は同じことかな?)


そう考えると、やっぱり小説技法とかも、体で覚えないといけないんだろうなあ、と思うわけですが……まあ、こうして思ったことも、実行しなきゃ忘れちゃうんだろうなぁ。