いまさらアンリミテッドブレイドワークス
フェイト/ステイナイト[レアルタ・ヌア] extra edition
- 出版社/メーカー: 角川書店
- 発売日: 2007/04/19
- メディア: Video Game
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第二部クリアしました。
以下、ガンガンネタバレ。気持ちいいほどネタバレ。
あちらこちらでかなり絶賛されているこの第二部。
正直……それほどでも?
でも話に聞くほどではなかったという印象。
アーチャーの背中に燃えるというけれど、どちらかといえばランサーのほうがいい役どころではなかったでしょうか。
まあ。
たしかにおもしろかったですけどね。
中盤、キャスターとの決戦。万策尽きて窮地に陥った凛と士郎を助けた「トレースオン」の一声から始まる目くるめく逆転の連鎖とか、もう燃え燃えでした。
助かった士郎に襲いかかるアーチャー。
それを防ぐ、今までキャスターに捕まっていたセイバー。
でも魔力枯渇でピンチ。
なけなしの魔力で剣を投影しアーチャーに立ち向かう士郎。
それでも敵わず、ピンチ。
凛とセイバー、契約。セイバー魔力全快。
アーチャーが固有結界発動、ピンチ。
士郎、アーチャーの飛ばしてきた剣をすべて投影し、相殺。
(*_*)
特に凛とセイバーの契約、しびれました。最初に「サーヴァントを失ったマスターと、マスターを失ったサーヴァントの再契約はありうる」と聞いたときにこういう展開は予想してはいたけれど、まさかここでかと。
あと、アーチャーの正体。
思い返すのは数年前。とあるチャットの場で、ふいにネタバレされたことが俺が最初に知った瞬間でした。犯人はヤス、というくらいたやすく、アーチャーの正体はエミヤシロウ、と。
まあ、今となってはそのこと自体はいいんですが。
当時それだけ聞いたときは「えー、そりゃ反則じゃね?」と思ってましたが。
歪んだ理想を持つ主人公なのだから、その理想の行き着いた先の自分が障害として立ちはだかるのは、いわば必然の展開なのかも。ただ奇をてらっただけではない、とな。
ただ、できるならそこを話の頂点とするべきではなかったか、と。
端的にいえば、ギルガメッシュいらなくないか、と。
これは第一部でも思ったことだけれど。
あらゆる英雄に勝る英雄王。その唯一の天敵――という構図でのバトルはそれはそれでいいのだけど、この物語の頂点としてはどうなんだろう、と思いますが。
さて。
さらにいろいろ言われている三週目は、どうなることやら。