失敗したこと

本屋で仕事をしているのは前に書いた通りですが。
そのときのスラックスを、前の仕事でお世話になった人から、遅い誕生日プレゼントということでこないだいただいたのでした。
が、どうも丈が尋常でなく長い。というかよく見たら自分で丈を調節するタイプのもよう。ノリをアイロンでくっつけるんですね。なるほど、便利なものがあるものだ。
まあ、問題はうちにアイロンがないってことなんですけど……。
最初は「糸と針で強引に裾を縫いつけるか?」とか「熱したフライパンを裏とか使ってアイロン代わりにならないか?」とか考えたのですが、無難に店に頼むことに決定。
とりあえず、自分で寸法を合わせることにしました。実際に履いてみて、この辺かなー、と思ったところで待ち針で止めます。今履いているスーツのスラックスが微妙に長めなので、気持ち短めに。
まあ、この気持ちが、のちに頭を抱える原因になるんですが……。
近くのクリーニング屋に頼みました。1200円。高。でも、そんなもんだろうか。とりあえず頼んでみる。
数日後。
できあがったやつを、家で履いてみて、考える。
んー。
裾が、すねのまんなかくらいまでしかない。
あー。
どう考えても寸法間違えてるよ!
気持ち短め。いちばん僕にやらせてはいけない判断です。特に服飾は数センチ、数ミリの世界。「ばーんとこんなもん?」のやつは追い出して塩まいてしまいなさい。
まあ、もはや後の祭ですが。
クールビズにはまだ早い。なんででしょうか。丈の短いズボンを履いてるとこんなにみじめな気持ちになるのは。
クリーニング屋に行ってみても、やりなおすのにはまた料金がかかるとのこと。サービスの悪い店だ。まったく。自分のことは超棚上げ。


ためしに、他の店に持って行ってみました。
俺「すいません。これ、裾を伸ばしてほしいんですけど」
店「あ、はい。えーっと、じゃあお客さんのサイズ図らせてもらいますね。(メジャーで図って)なるほど。じゃあこれを(スラックスを広げて)……えぇっ(苦笑)」
俺「あー、いくらかかりますかねぇ?」
店「えっと、そうですね……ただ調整するなら1350円ですけど……(スラックスをあれこれ調べて)これ、そうとう短いですね……ちょっと布を継ぎ足さなきゃならないから、2000円以上はかかっちゃいますね……これはお店で?」
俺「はぁ。これこれこういうことがありまして、一応、こっちで指定したサイズにしてもらったわけですけど」
店「……止めなかったのかなぁ……」


160センチの人でもギリギリくらいのサイズらしいです。
僕は一応180近くありますがなにか?
まあ、バカなことしてしまいました。出費があれですが、買いなおしたほうがいいっぽい。
教訓。
ちゃんと店で計れ。


ついでに。
今日、二日しか使ってない二週間用コンタクトレンズが裂けました。
こういうのが微妙にこたえる……嗚呼。