九尾の猫

ようやく読了した。
うーん……。
原因を考えよう。
1、図書館の休館日とか仕事とかその他有象無象にかまけているうちに、続きを読むまでのブランクができてしまった。
2、文体がなじめなかった。
3、エラリイ・クイーンの作品は初めてだった。
4、そういえばミステリ自体がそんなに読みなれてない。
5、期待ばかりが大きかった。
6、『頼子のために』をブランクの間に読んでしまっていた。
7、動機。すべて精神疾患(ネタバレ)のせいにできるのか? たしかに推理(というか推測? 本文でもそう記述されていたし)の筋は立っている気がするが、それってどうよ?
8、ていうか、犯人がどうやって証拠も痕跡も残さず速やかに九人もの人数の殺害を成し遂げたのか(ネタバレ)は説明されてないし!(まあ、そこがメインではなかろうが。しかし小生の興味の焦点はそこにあったので……)


というわけで。
『さいごまで読めばわかる。』と言われてましたが。
いまいち微妙でした。
あ。それでも、ミッシングリンクの解決はなるほどでした。原因と結果があって、結果だけ見せられても、意外とその原因のほうはわからないんだなぁ。
これは参考になります。